三方を山で囲まれた京都は、盆地特有の夏の酷暑が有名。
しかし、夏の京都は暑さだけではありません。幻想的な伝統行事や雅やかな祭、夕暮れの鴨川の川床の涼やかな風景もまた夏の京都の魅力です。時間帯や行き先、移動手段を工夫すれば、夏の京都は楽しみがいっぱい!今年は歴史と伝統文化が息づく京都へ日本の美しい夏を探しに出かけてみませんか。
【祇園祭】【京都五山送り火】 夏の京都を彩る伝統行事を体感しよう!
京都の夏の風物詩といえば、日本三大祭に数えられる「祇園祭」。
祇園祭は、1000年を超える歴史があり、7月の1カ月間にわたって開催される八坂神社の祭礼です。祇園囃子の音色とともに風雅なムードが漂い、街を歩くだけで京都らしい雰囲気に心が踊ります。
なかでも見どころは17日の前祭と24日の後祭です。豪華絢爛な美しい装飾が施された34基の山鉾が行き交う光景はまさに圧巻。日が暮れた後の宵山見物も、京都の夜のしっとりとした風情が楽しめるのでおすすめです。
さらに、8月16日に開催される「京都五山送り火」も、夏の京都に行くならぜひとも体感したい伝統行事です。「京都五山送り火」は、お盆の精霊を送る行事として行われるもの。
東山の「大」の字から始まり、松ケ崎の「妙」「法」、西加茂の船形、大北山の左大文字、嵯峨の鳥居形が順々に点火され、各山約30分間点灯されます。
京都市内を囲む山々に火が点る風景は、厳かで美しく、幻想的な雰囲気。
京都市内のホテルの屋上や最上階から眺める送り火は、いつまでも心に残る夏の思い出になるでしょう。
嵐山の夏の風物詩古式猟法の鵜飼見物の楽しみも!
【京都 嵐山温泉 花伝抄】
夏の京都を楽しむなら、和の情緒が漂う嵐山に泊まるのはいかがでしょうか。京都の景勝地・嵐山に佇む「京都 嵐山温泉 花伝抄」は、天然温泉の大湯屋をはじめ、多彩な湯船が楽しめる貸切湯屋など、湯めぐりが楽しい湯宿です。
さらに、徒歩2分の場所にある外湯「風風の湯」も利用でき、京都市内の宿では類を見ない充実ぶりが自慢です。
京都の和の趣をコンセプトとしたお部屋は「京町家」「京和風」「京モダン」の3タイプをご用意。
お食事は、一汁五菜の季節の会席料理が楽しめます。さらに、選べるおばんざいと熱々天ぷらのオーダービュッフェもあり、色彩豊かで小粋な料理が少しずつ種類豊富に味わえます。
嵐山の夏の夜といえば、古式漁法の鵜飼も見どころです。嵐山に流れる大堰川に屋形船を浮かべ、かがり火の中で行われる伝統的な鵜飼は、乗合船からも見物できますよ!
家族で京都水族館や京都鉄道博物館を楽しむならここ!
【京都 梅小路 花伝抄】
お子様連れの家族旅行で京都を訪れるなら、宿泊は「京都水族館」や「京都鉄道博物館」から徒歩圏内の「京都 梅小路 花伝抄」がおすすめです。「京都梅小路 花伝抄」は、京都駅から1駅の「梅小路京都西駅」から徒歩1分の好立地。全館畳敷きの館内は、旅館のような快適性とホテルの利便性を併せ持つ和のシティリゾートです。
格子戸風のエントランスを抜けると、京都らしい風情を散りばめた寛ぎの空間が広がります。
客室は、旅のスタイルに合わせて選べる4タイプをご用意。お風呂は、天然温泉大浴場をはじめ、趣が異なる広々とした5つの貸切風呂もあり、家族だけでプライベートに温泉を楽しみたい方にもぴったり。
湯上がりに旅の凝りをほぐすなら、癒し処「和ら木」のご利用もおすすめです。
お食事は京都の旬の味覚が味わえる和食会席、朝食は和洋折衷の種類豊富なバイキングとヘルシーな和食箱膳が楽しめます。
いかがでしたか?夏の京都旅行は、早朝や夜の観光をうまく組み合わせるとより充実した旅になります。夜のイベントはもちろん、早から開門している「東寺」やいつでも観光できる「伏見稲荷大社」「八坂神社」など、暑い時間帯を避けて観光できるスポットも豊富です。
今年はぜひ、夏の京都で日本の魅力を再発見してみてくださいね。